ワインとターンテーブルの夜  2

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お店を開業した19年前BGM用にとSONY CDP-XA5ES 個人的には

かなり高価なCDプレイヤーをどさくさに紛れて独断で購入したのですが

いまではすっかりアナログに戻って

個人的には、お気に入りのアナログレコードプレイヤーの

木の香りのする深い味わいに心が癒されています。

 ワインとレコード ヤマハYP-511 TOTOのの3枚目のアルバム、

彼らのレベルの高い演奏と当時のままの熱気が、

レコードに封じ込められています。

ターンテーブルの夜、ワインとコラボでちょっと素敵な香りがしませんか。

いつか、アナログレコードの魅力を発信するレストランになれるといいなぁと

夢みています。

 

 

 

 

ワインとターンテーブルの夜 1

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アナログレコードを鳴らすと同じ楽曲、音源でもCDとは別物に聞こえる事があり少し不思議仁思っていました。CDに音源を移す時にカットされる音源があるようなのです。アーティストのボーカルの息ずかい、楽器を扱う操作音などのエモーションや、臨場感は断然アナログレコードのほうがレコーディング当時のままの情景が奏でられる気がします。

写真のアルバムはかつて全米ゴールドディスクに輝いたエアロスミスのROOKS。初めて聞いたのはまだ10代のころ。だからある時までこのアルバムを聞くとガソリンとオイルの匂いを必ず思い返していた。それが三年前の冬、妻がワインセミナーに参加するため運転手として会場の軽井沢プリンスホテルについて行き、妻がセミナー受講中にわたくしは一人1906に開業した国の重要文化財 旧軽井沢の旧三笠ホテルに400円の入館料を支払い、オフシーズンのためか貸切状態で館内を観てまわりました。重厚な名建築とクラシカルエレガンスの空気に包まれた館内で一人、ここでワインを飲んだらさぞ美味しいだろうなぁ・・・ と妄想していたら心に響いてきたのがアナログレコードプレイヤーに奏でられるこのROOKSでした。高原のリゾートホテルにアナログレコードプレイヤーの状景と深く豊かな音に包まれて、凝縮感のある赤ワインが森の旧軽井沢に合いそうな気がします。以来 ROOKSを聞くとかならず旧軽井沢の三笠ホテルを思い出します。

 

渡りガニ 入荷!

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今が旬の渡りガニ を久しぶりに料理しました。渡りガニのエキスをトマトクリームソースにのせて濃厚な味わいに太めのパスタ リングイネの組合せは数年前のままに復活です。仕入れの都合で数量限定となります。海が荒れると仕入れに出向いてもない場合もあります。リングイネ パスタはゆで時間がレギュラーのパスタよりかなり時間がかかります。あらかじめお詫び申し上げておいてラインアップさせて頂きます。ディナータイムのみのメニューです。

ヤマハYP-511

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久しぶりの更新ですデジタルの時代ですが だからでしょうかやけにアナログの良さが心が惹かれるこの頃です。前からお店のカウンターにはパイオニアのPL-505をセットアップして居ましたが縁があってヤマハYP-511をセットアップしました。鉛のアームベース重いターンテーブル 一体成型されたパーティクルボードボディから絞りだすように聴こえるYP511の個性的なサウンドはキレのいいビートを奏でます。料理もすごくアナログの世界です。   クラシカルエレガンス シンプルで美味しいイタリア料理を目指すナチュリッチとしては38年も前のYP-511と対話してあらためてその唯一無二の素敵な世界があることを思いしらされたと言ったところです。ぜひワインとのコラボをナチュリッチのメインコンセプトにしてこれからも大切にしてゆきたいアナログのスローライフのエッセンス。

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